新築マンション住み替えして30年間で1.7億円節約
新築マンション住み替えして30年間で1.7億円節約

新築マンション住み替えして30年間で1.7億円節約

こんにちは、今年度中に完全リタイヤを目指している「AK」です。今回はキャッチーなタイトルですが、私の実体験談です。

これまで、資金計画の要となる「退職後の健康保険料」「国民年金の支払額と受取額」について書きました。
今回は少し違う視点で、私のこれまでと今後の住まいについての記事です。

私は結婚してから25年住居費は実質ゼロで、それがFIREしようと決めた一番のきっかけになってます。
以下、住んでいた場所ごとに住居費(管理費・修繕費・駐車場・固定資産税)を計算してみます。

①20代後半~30代前半:社宅時代(7年計:90万円)

基本的に会社の社宅または会社が用意した住宅があり、月0~3万円家賃で都内・海外に住むことができました。
私が車が趣味で駐車場が必要なので、社宅では自分で駐車場を借りて、駐車場の方が高い時もありました。
この間2回引っ越ししたのですが、計7年の家賃合計(駐車場含む)は、約90万円でした。

②30代中盤から40代後半:1軒目マンション(12年計:ゼロ)

30代中盤に、それまで住んでいた狭い社宅から広さを求めて初めて新築マンションを購入しました。環境、間取りとも気に入っていて、途中転勤となった際にも売りには出さず賃貸してました。子供が小さい時は100平米超が嬉しかったのですが、リビング勉強するようになり子供部屋がベッドのみで広さは不要になり、広々とした周辺環境より通勤通学に便利なマンションに引っ越したくなりました。
途中の転勤時代も含めて約13年間住み、購入時のプラス430万円(売却手数料差引後)で売却できました。12年間の管理費・修繕費・駐車場・固定資産税で800万円掛かりましたが、売却益+賃貸収入でちょうどプラマイゼロになりました。

③40代後半から50代前半:2軒目マンション(6年計:プラス4430万円)

子供の中学進学に合わせて、2軒目の新築マンションに引っ越しました。約6年間住んで、管理費・修繕費・駐車場・固定資産税で670万円掛かりました。ここは山手線の中心で交通利便性は最強だったのですが、犬を飼い始めたりして緑が多い場所が恋しくなりました。
このマンションが、購入時プラス5100万円(売却手数料・税金差引後)で売却できたので、FIRE決断する大きな要因になりました。

④50代前半から50代後半:3軒目マンション(5年計:プラス4440万円想定)

3軒目のマンションは駅チカの立地なのですが、退職後の外出は車となり駅は使わず、資産価値的な観点も重視して選びました、最初は引越に反対していた妻も、緑が多く開放的な雰囲気で、かつ商業施設が近い立地を気に入ってくれました。
このマンションでは当初管理費・修繕費・駐車場は7.4万円程度ですが、将来的には10万円を超えるため老後長く住むには固定費が掛かり過ぎます。
ですので、近々4軒目のマンションを購入して、50代後半には引っ越す予定です。もし5年間住んだ場合の管理費・修繕費・駐車場・固定資産税は、560万円程度です。
このマンションも現時点で5000万円(売却手数料・税金差引後)の含み益が出ており、とらぬ狸の皮算用ですが差し引き4440万円プラスになりそうです。

上記を足し算した約30年間の住居費は以下の通りで、費用が掛かるどころか約8000万円お金が浮いてます。

  • 支出:2120万円(管理費・修繕費・駐車場・固定資産税を含む)
  • 売却益:10530万円(不動産手数料・税金差引後)

社宅時代は別として、もし1軒目から3軒目を賃貸で借りたとすると9000万円支払となった想定なので、賃貸vs購入の比較では8000万円+9000万円で1.7億円差が出たことになります。
また、新築マンションを住み替えて、常に新しい気に入った間取りに住み続けたメリットもあります。私はマンションの間取りモデルルームを見るのが好きで、本当に間取りが良いと思った物件を購入してきました。売却時も私のこだわった点をアピールして成約に繋げられたと思ってます。
また、私の場合は、たまたまライフイベントの時期と不動産相場が安い時期が重なったことが大きいです。ちなみに、2軒目のマンション購入時は不動産相場が上がっていた時期なので、ライフイベントより先に次のマンションを購入する(1年空き家にした後に入居する)ような工夫はしてました。

これまでと比べると今はマンション価格が高騰しており、買うことを躊躇う方も多いと思います。
私は今後も不動産価格は上がると思いますので、賃貸よりライフイベントに合わせて購入することをオススメします。(住宅ローンについては、また別の記事で)

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